農業が大変な事になっている気がします。
TPPの事ではありません。
なんと、新たに農業を始める人に150万円/年×5年間、国が補助をしてくれる制度がはじまると言うのです。
青年就農給付金( 準備型 150万円×2年、経営開始型 150万円×5年 )
農林水産省ホームページ
http://www.maff.go.jp/j/new_farmer/n_syunou/roudou.html
農業を志すも、資金面でなかなかスタートを切れなかった方には願ったりかなったりの制度です。僕が10数年まえに福岡県の農業普及センター(新規就農相談所)に農業をやりたいと相談に行った時には、2,000万円ためて出直せと言われました。なんて身も蓋もない相談所なんだと思いました。
今では、国がお金を用意してくれる、逆に言うと、それほど農業が危ないと言う事なのでしょうか。TPPへの布石でしょうか。この国家の一大事に、ここまでお膳立てされて、
じゃあ、いつはじめるか!
そのうちでしょう。
そう、冷静に冷静に。
農業を始めるとなると150万円よりはるかに大きなお金と、時間と、人生その物を賭ける事になるのですから。
びびったってしょうがないのですが、完璧な準備などというものはありませんが、もうやるしかないと思える状態になっている人から始めるのが良いと思います。(そんな人は、もう既に始めているのでしょうけど)
あせって、準備が出来ていない状態で制度に飛びつきスタートしてしまい、こんなはずではなかったとなるのはとてももったいないです。今後さらに農業を始めやすい状況ができてくる可能性の方が高いのですから。
と自分に言い聞かせています。そう飛びつきたいのは実は僕です。
農業がかわりつつある、気がすると言う話でした。